トーストマスターズ日本地区統括(ディストリクト76)

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突撃!!隣のトーストマスターズクラブ

第1回 千里トーストマスターズクラブ

今回から新しくスタートした企画です。 あなたの隣のちょっと気になるクラブを取材。その名も「突撃!隣のTMC」。

入会者やゲストが多く、いつもにぎわっているクラブにはどんな秘訣があるのだろうか?様々な人気クラブを紹介することでその秘密を解き明かしていきたいと思います。

第1回は、ディビジョンE、エリア53。大阪府で活動中の「千里トーストマスターズクラブ」を紹介いたします。

千里トーストマスターズクラブといえば、2013〜2014年度、D76で唯一「Smedley Award」を受賞するなど、順調に会員数を伸ばしているクラブです。ソコにはいったいどんな秘密があるのか?突撃してきました。

【「アットホーム」と「緊張感」の同居する例会】
千里クラブは現在、例会を月1回(第3土曜日の14時から)行っています。取材をした日の例会のコンテンツは、準備スピーチ3本と論評3本、テーブルトピックが9本というものでした。 その他に、5周年を記念してショートムービーが放映されたり、2名の方の入会式があったり、例会の後にはディビジョンコンテストに進出したコンテスタントのスピーチを聴いて、フィードバックするセッションもあったり・・・実に盛りだくさんの内容。

ちなみに準備スピーチ3本のうち、2本がCC#1アイスブレーカー。新しいメンバーが続々と入っていなければ実現できない構成です。勢いのあるクラブって、プログラムだけでもそれが分かるんですよね〜。
例会が始まり、いよいよ準備スピーチの時間。初めてのスピーチって、自分もものすごく緊張したんだよなぁ、と思い出しながら、アイスブレーカーを聴き終えたその時、事件はおこりました。

なんとメンバーが急に「総立ち」になって拍手を始めたではありませんか!

実は最近、千里クラブではアイスブレーカーを終えたスピーカーには、こうやってスタンディングオベーションをするようにしているのだそうです。これは嬉しい演出ですね!スピーカーが嬉しいのはもちろん、入会式を終えたばかりの人や、ゲストの方は、「近いうちに自分も!」というイメージをよりポジティブに持てるのではないかと思います。

入会間もないメンバーをこうやってしっかり歓迎してあげると、ゲストの方も非常に「敷居が低くなる」のではないかと思います。

【ゲストの方へのきめ細かいフォローがスゴイ!】
今回の例会ではゲストの方が1名いらっしゃっていました。とても熱心にスピーチに耳を傾けている様子が印象的でしたが、千里クラブはゲストを迎え入れる時にもしっかりとガイダンスを行っています。

ゲストの方には例会の30分前に会場に来ていただく事になっていて、そこで簡単なブリーフィングを行うのだそうです。そこで話される内容は、大きく4つ。

・例会の流れ(準備スピーチ、論評、テーブルトピックの説明)
・例会の役割の説明
・日本では珍しい「握手」と「拍手」の意味するところの説明
・テーブルトピック、指しても良いですか?という意思確認

ゲストの方の不安を取り除きながら、場合によっては例会に積極的に参加してもらえるように促す項目になっています。

こういったゲストのおもてなしをしっかりとやる事で、例会を「内輪の遊び」ではなく、ゲストの方にとっても親近感のあある存在に変える事ができるんですね。

【クラブの地力を支えるメンター制度】
千里トーストマスターズクラブの例会は、前述の通り月に1回のみ。それだけに、各回の例会への準備に皆さん余念がありません。例会の成果を最大限に得るために書かせないのが、メンター制度。

スピーカーの方の多くは事前にメンターにスピーチのスクリプトを見せて、メンターからアドバイスをもらってスピーチを出来る限り練り直します。アイスブレーカーの段階からこういった順序でスピーチを考える事により、真剣にスピーチを準備する事が「当たり前」になっているんですね。

今回はアイスブレーカー2本とCC#4ということで比較的初期段階のスピーチが多いにも関わらず非常にレベルが高かったのは、この点に理由があるのだと思います。

そして、そういった例会の雰囲気やレベルの高さに触発されて、本気で入会を考える方が出てくる・・・入会者の数と質を両立するのには、例会のクオリティの高さがやはり重要になってくるようです。

〜まとめ〜
千里TMCは数少ない例会を有効活用するためにメンター制度を最大限に活用しています。その結果として例会のクオリティが非常に高いのが最大の特徴。さらにゲストをおもてなししたり、新入会員を盛り上げるための仕掛けなどもふんだんに織り込まれており、参加していて非常に楽しい例会にもなっています。
「アットホーム+緊張感」一見矛盾するこの2つを見事に両立させているのが、千里TMCの真骨頂と言っても良いでしょう。

 


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