トーストマスターズ日本地区統括(ディストリクト76)

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クラブからの活動投稿

神奈川トーストマスターズクラブ「ハロウィン例会」

神奈川トーストマスターズクラブ
田中 忠晴

「ハロウィン例会やってみたいな…」。
今から2年前、会長を務めていた女性の何気ない一言で、この企画は動き始めました。

“基本に忠実”な運営をしている我がクラブにあって異例の企画。まさか恒例行事になるとは、この時、誰もが想像していませんでした。

 

■そもそも、ハロウィンとは?

ケルト人の行なう収穫感謝祭が、他の民族にも受け入れられたものとされています。

ケルト人の1年の終わりは10月31日。この夜は、死者の霊が家族を訪ねたり、魔女が出てくると信じられていました。
これらから身を守るために、仮面をかぶり、魔除けの焚き火をたいたりして
いたそうです。
現代は、これにちなんで仮装パーティーを行なうようになったと言われています。

 

■ハロウィン例会とは?

メンバーが仮装をして、例会に参加します。

まずはなにより、今年(2010年10月30日)行なわれた例会の様子をご覧ください。

 

関東地方に台風が最接近する悪天候の中、ハロウィン例会に魅せられた仲間たちが続々と集まって来ました。いつもと異なるのは、「こんにちは」と部屋に入ってきた後、荷物を持って部屋を出てゆくメンバーが多数いること。理由は、トイレで着替えをするため。
仮装を決めてメンバーが戻ってくる
たびに、「おー!」と歓声があがったり、どっと笑いが起こります。はじめから明るい雰囲気です。

 

定刻になり、ハロウィン例会が始まりました。

メンバーの個性あふれる仮装をいかすため、会長から例会を盛り上げるためのお願い事項を説明。

「話す機会がまわってきましたら、皆さん、仮装のコンセプトをお話ください。」

ちなみに会長は、

「ハリーポッターをイメージしました。魔法使いです。私の魔法で、皆さんをスピーチの達人にしてみせます!効力は一晩限りですが…」

 

今夜のトーストマスターには、メイド服姿の女性が登場しました。笑顔で和やかにスピーカーを紹介していたため、例会が盛り上がってゆきました。

 

今夜の言葉は、「変身」。仮装をするハロウィン例会に相応しい言葉が選ばれました。

 

さて、テーブルトピックスのコーナーでも、ハロウィン例会らしい質問が用意されていました。

・仮装をしているものに実際になったら、何をしますか?

・この会場のメンバーを見て、どの仮装をしてみたいですか?また、その理由を教えてください。

などなど。仮装の魅力をうまく引き出すやりとりでした。

 

準備スピーチは、仮装をしていることで、いつもと違った楽しみ方ができました。

・女装をしていた男性スピーカーが、感動的な話をしました。しかし、見た目と内容にギャップがあり、どこかおかしなスピーチに仕上がっていました。

・仮装をした聴衆の姿やコメントをスピーチに巧みに取り込み、機転を利かせたユーモアで笑いをとるメンバーもいました。

念のため、スピーカーは、楽しみながらも、いつもどおり真剣に取り組んでいました!

 

前半戦が終わり、10分程度の休憩に入ります。

普段の会話に加え、仮装をネタに話が盛り上がります。また、仮装をしたメンバー同士、写真撮影を行なうなど、いつも以上に活気がありました。

 

後半に入り、論評の部に移ります。

準備スピーカーへの論評は、良かった点、改善点ともに、仮装を踏まえたコメントも寄せられました。

例会全体を振り返る総合論評では、仮装をして楽しく例会を開催できたこと、また、より楽しい例会とするために、「せっかく仮装をしたので、もっと役になりきっても良かったのでは」というフィードバックもありました。

 

さあ、お待ちかねの受賞者発表です。今回は、テーブルトピック、論評、準備スピーチの3賞に加え、「ベストコスチューム賞」の発表もありました。

気になるベストコスチューム賞は、筋肉隆々のボディビルダー(?)の仮装をした男性メンバーが選ばれました。昨年に引き続き、2連覇の快挙!

ご本人いわく、「一度ベストコスチューム賞を取ると、期待をされるため、レベルを落とせないことが難点」とのこと。この調子で3連覇を目指していただきたいと思います。

 

閉会後には、せっかく「変身」をしたので、みんなで、にこやかにパシリと記念撮影です。

今年も、メンバーの記憶に残る例会となりました。

もちろん、着替えをして帰ったことは言うまでもありません・・・。

 

■例年と比べると…

3回目となる今回は、台風の影響で参加メンバーが16名と予定よりも少なかったことが残念でした。

しかし、例会自体は参加メンバーにより、例年同様、和やかに楽しく開催することができました。

参考までに、過去の仮装を振り返ってみたところ、

殿様、パンプキン娘、マジシャン、牛、女子高生、落語家、桃レンジャー、ネグリジェ(女装)、

泥棒、トナカイ、ナース、ピエロ、つなぎ(自転車用、サーファー用)などなど

個性あふれる仮装を楽しむことができています。

 

■ハロウィン例会の良いところ

・例会の前後そして休憩時間も含め、例会自体は固さが消え、随所に笑いと驚きがあり、明るく和やかな雰囲気となります。
しかも、アウティングなどと比べ、手間をかけずに例会の雰囲気を変える
ことができます。(凝った仮装をする方は、別ですが。)

・普段とは違うメンバーの側面を見ることができ、距離感が縮まります。

・「ベストコスチューム賞」を設けることで、受賞の楽しみが増えます。例会を盛り上げた功労賞的な意味合いがあります。

・普段、控えめなメンバーに殻を破るチャンスを提供することができます。

仮装をして話すことができれば、普通に人前で話すことが楽に感じるかもしれません。日常生活においても、宴会やパーティー、お子さんの学校での催しなど、仮装をして話を迫られるケースがあり得ますので、良い練習となっているでしょう。

 

■今後、工夫をしてゆきたいこと

2年前の例会記録を見たところ、コスチュームのコンセプトを紹介するコーナーがありました。

説明忘れを防ぐためにも、例会の冒頭に紹介時間を設けると良いかもしれません。

・仮装した役割になりきって、振舞うことを意識すると、なお盛り上がると思います。

・休憩時間に、ちょっとしたお菓子を用意すると、よりハロウィンの雰囲気が出るように思います。

 

ここまで、神奈川TMCのハロウィン例会をご紹介してきました。

普段は温かみのある雰囲気の中、真剣にスピーチに取り組むクラブですが、この日だけは特別です。

ぜひ、皆様のクラブでも、お試し下さい。「記憶」に残る例会となるのは間違いありません。

2008年
2009年
2010年

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