2016年04月27日(水)

専業主婦業のかたわら続けた英語の学習がやがて留学へ

★専業主婦業のかたわら続けた英語の学習。そして出会ったトーストマスターズクラブ。やがて塾講師への道が拓け、その道は留学へとつながりました…

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今から15年ほど前に夫の転勤で大都市から人口30万人の地方都市に引っ越しました。引っ越した先でも好きな英語の勉強を続けたいと、イギリスの大学院のTESOLの通信教育を受講しながら英会話クラスに通っていました。

もっと熱心に英語を勉強する仲間がほしいと思っていた時に、同じクラスの友人にトーストマスターズクラブに誘われました。

日本人会員が大半のクラブであるにもかかわらず、3時間の例会がすべて英語で行われることに驚きました。しかし例会を包み込む好意的な雰囲気と会員の皆さまの熱意に惹かれて入会しました。

トーストマスターズの例会では毎回何かの役を割り当てられます。仲間のスピーチの時間をストップウォッチで計時するTimer, 良い言い回しの共有、さらに良い言い回しや文法の提案を行うGrammarian, 即興スピーチセッションの司会を行うTable Topics Masterなどの役から経験に応じて役を割り当ててもらいます。

また定期的にスピーチのテキストに基づいて自宅で用意したスピーチを発表するチャンスが回ってきます。英語でまとまった時間のスピーチをしたことがなかったので、初めのうちはスピーチを書いたり、暗記して練習したりと準備に追われて大変でした。しかしMentor(指導役)が頻繁に連絡をくれてスピーチのトピックも一緒に考えてくれるなどのお陰で大変だった割り当ても「次は何かな?」と次第に楽しみになってきました。

私はGeneral Evaluation(総合論評)という役が一番好きでした。この役は例会全体に対して、良かった点を皆と共有し、次回の例会までに何を改善するかを提案します。例会の後半で行われるこの役がうまくいくと会員のモチベーションが一気に高まります。

さて、トーストマスターズでの学習して並行して進めていた3年間の大学院の通信教育は大変な時期もありましたが、トーストマスターズクラブの仲間がそれぞれに頑張っている姿に強く励まされて、修了することができました。

ちょうどその頃、友人の紹介で塾の英語講師の仕事をすることになりました。15年も専業主婦でしたが、あまりおどおどすることなく生徒の前で話しをすることができたのは、毎月のトーストマスターズでの活動のお陰でした。

中高生対象の塾でしたが、4年前から小学生クラスも開設されそちらも担当することになりました。中高生と同じ授業をすると小学生は退屈するので授業の組み立てに悩みました。

ふと、TESOL for childrenを勉強しようと思い立ち、カナダ バンクーバーのビジネスカレッジに短期留学をしました。
ここでは、親子ほどの年齢差のある生徒と一緒に勉強し、毎週プレゼンテーションを行う課題がありました。20代の生徒は
週末は観光を楽しみながら、実に堂々とプレゼンをしました。日本人の私は週末も自宅学習、入念に準備をしてやっとの思いでプレゼンをしましたが、その甲斐もあり成績は98%でクラスで一番でした。もちろんトーストマスターズで培った経験が私を支えてくれたことは言うまでもありません。

帰国して、小学生クラスの授業が楽しくできるようになり、生徒数も増えていきました。

トーストマスターズクラブに入会していつのまにか13年になります。

私には英語を上達して成し遂げたい明確な夢や目標があるわけではありません。ただ、大好きな英語の学習を続けていきたいだけです。トーストマスターズの活動と熱意あるメンバーとの交流が励みとなって、ささやかながら英語に携わってくることができました。それがこんなに人生の幅を拡げることになるとは思っても見ませんでした。

「次は何かな?」

2016/04/27 14:57 | トーストマスターズに入会してよかった! | コメント(0) | トラックバック(0)

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2016年04月12日(火)

トーストマスターズのスキルと経験を活かし科学者として未踏の領域に挑む

今回は実名です。今期ディストリクト76(日本支部)のクラブ担当ディレクターとして活躍中の北村恭子さんの経験談です。北村さんは工学分野では日本では珍しい女性研究者です。この度、平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞されました。

研究者として最先端に位置し未踏の領域に挑む傍ら日本のトーストマスターズのクラブサポートおよびマーケティング統括として、これまで挑戦したことのなかった新しい手法を考案しトーストマスターズの普及に尽力されています。
 

北村さんのトーストマスターでの学びは研究者としての夢の実現にどのように貢献したのでしょうか?

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「世界中を飛び回ってみたい!」

幼いころから、そう夢を描いてきた私にとって、研究者という道を行くことは、科学という真理を追い求め、その意味において何の境目も国境もない道のりです。

 トーストマスターズクラブの門を叩いたのは、2005年の4月。まだ大学4年生になったばかりのことでした。1年生の時にお世話になった教授の先生が、転居された先に「トーストマスターズクラブを作ろうとしている」というお話を伺ったのがきっかけでした。先生には、「あなたにピッタリのクラブだから是非見学に行くと良いですよ」と言われ、その門を叩きました。そこにあったのは、色んな世代の方々が、人前に立ち、英語でスピーチをしている光景でした。幼いころからずっと英語が上手くなりたいと思ってきた私にとって、とても刺激的な時間でした。
 

 クラブに入会すると、相互学習という魅力に取りつかれました。誰もがお互いを尊敬し、協力して会を運営して、一人一人がお互いの成長のために支え合って高め合っていて、何より皆さんが笑顔で学べる環境に心を奪われました。


トーストマスターズでの効果を実感したのは、程なくして、クラブ会長を任されるようになった時のことです。時を同じくして、私は自身の研究者としての道を切り拓くため、指導の先生にある女性研究者賞に推薦をお願いしていました。あらゆる分野の博士課程の女子学生を対象としている中、「工学分野の女性は珍しい」という理由で、面接選考の4名に残っていました。「たくさん論文があるわけでもなく、業績では見劣りするだろう、でも、この賞をもらえれば、きっと次の道が拓けるかもしれない・・・」と、文系も理系も多種多様な審査委員の先生方の前で、10分間、自分自身の研究内容を説明しました。


それまでにトーストマスターズで、何度も科学を題材にしては、会員の皆さんに「今日のは難しかったわ~」とか「今日のは分かった、子どもに教えてあげるね!」と言った反応をもらっていたので、トーストマスターズの皆さんの前で説明することを想像して、出来るだけ、審査委員の先生方の潜在知識に働きかけるように、プレゼンテーションをしました。審査委員の後日談によると、面接対象者の中で最下位だったのを牛蒡抜きし、圧倒的多数の票を獲得しての受賞となったそうです。


次にこの効果を実感したのは、就職面接の時です。最終選考の面接は、当時の大学の総長と1対1、英語で行うものでした。圧倒的な存在感のある総長を机一つで向かい合わせとなり、10分間、次から次へと「この漢字を見て何を想像しますか?」や「あなたの人生哲学は?」など想定外の質問がなされます。ここで役立ったのは、Table Topicsでの訓練でした。想定外の質問にも頭が真っ白とならずに、冷静に、その時に頭に浮かぶ出来る範囲の語彙を使って、論理的に。。。これも後日談を聞くと、最終選考のギリギリのところにいた私を総長先生が採用しようと言ってくださったそうです。


このように、自分の人生を築いていく上で、トーストマスターズで学んだことが活きている私にとって、最近またトーストマスターズでの学びを実感しています。今、私は5人の学生を研究室に抱える若手PI(研究室主催者:principal investigator)となりました。


この一年で経験したことは、いかに自分の研究を効果的に伝え、予算を獲得し、そして、学生さんたちのモチベーションを維持しながら、研究を遂行するか、ということです。これは、まさに、トーストマスターズで学んだリーダーシップの経験が活きる機会となっています。


ディストリクト役員という役職にもあずかり、マーケティングという、ただ研究者をしていては考えることのないようなことも、考えてやってみる機会をいただき、それが実生活に還元されています。


「世界中を飛び回ってみたい!」


という幼いころからの夢も、今、私は、研究者としてもトーストマスターズとしても世界中と繋がっています。


この度、平成28年度文部科学大臣表彰若手科学者賞の栄誉にあずかり、いつもたくさんの経験と学び、そして楽しみを享受させてくれるトーストマスターズの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

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北村さんが受賞された平成28年度科学技術分野の文部科学大臣表彰はこちらにあります。おめでとうございます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/04/1369460.htm

2016/04/12 14:48 | トーストマスターズに入会してよかった! | コメント(0) | トラックバック(0)

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2016年04月10日(日)

還暦前に思いもかけないチャンスが訪れました!

今回のトーストマスターは、ある英語トーストマスターズクラブの会員のご経験です。トーストマスターズが楽しく毎日生き生きとしていたら、お友達から「学校を手伝って欲しい」と請われます。そこから思いもかけない方向に人生が拓けました。
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私は、トーストマスターズの活動のお陰でこんなプレゼントをいただきました。
さる名門女子校の教壇に立つことになったのです。

2009年3月期より、ピンチヒッターとして教職のオファーがありました。還暦前にして初めて教壇に立ちました。

私にはその学校で重要なポストについていた友人がいました。あるときその友人から「あなた、そんなに生き生きと活動しているなら、私の学校を手伝っていただけないかしら。」と頼まれました。

せっかくの機会ですし、ほんの1月期だけと思っていましたが、ご縁があったのか現在に至るまでずっとオファーがあり教職の仕事を続けています。

この学校で指導をしていると様々なことがありました。Communication Englishをある由緒あるお家柄のお嬢様に指導する機会にも恵まれました。こうした名家の方は人前のプレゼンに慣れていらっしゃると今更ですが感心いたしました。

私のプレゼンの指導では、生徒たちに具体的なイメージを持ってもらえるように「プレゼンテーションを行うときは指揮者の小沢征爾さんのように颯爽と出て来る。そして髪の毛の一本一本にまで気持ちが溢れるようやってごらんなさい。」と言っています。この指導法も長年トーストマスターズでスピーチに対して会員同士お互いに教えあった中から編み出した実績のあるものなのですが、こうした指導法に生徒たちは本当に楽しそうにプレゼンテーションを行ってくれます。そしてプレゼンテーションに慣れた生徒たちもいっそう楽しくプレゼンテーションをしています。

将来あるやる気に満ちた生徒たちにプレゼンテーションや英語を教えることで彼女たちの将来に貢献する仕事です。還暦を前にしてまさに天職を得た思いです。

もし私がトーストマスターズで学んでいなければ、こんな機会がくることはなかったでしょう。若い生徒たちとの毎日のおかげで私は以前にも増してエネルギーに溢れていることを感じます。

これもトーストマスターズのお陰と思っています。

2016/04/10 14:45 | トーストマスターズに入会してよかった! | コメント(0) | トラックバック(1)

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2016年04月06日(水)

楽しく学んで、つかんだ昇進!

今回のトーストマスターは、入社6年目営業職の女性です。現在ある日本語トーストマスターズクラブの会員です。入社2年目に後半や上司の前でのプレゼンテーションで大失敗。

これでは未来がないと一念発起して探し当てたトーストマスターズクラブで彼女はどのように成長したのでしょうか?
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私がトーストマスターズクラブに入ろうと思ったきっかけは、会社での失敗体験でした。

社会人2年目のとき、後輩たちに自分の業務の紹介をするプレゼンテーションを行うことになりました。

現在は営業職ですが、当時SEとして仕事をしていたため、業務はパソコンの前でプログラムを書くことが中心。ほとんど人前でしゃべる機会がありませんでした。

プレゼン当日は思うように話が出来ず、顔は火照り、汗はびっしょり。途中から何をしゃべったか記憶も曖昧…。

当然、結果は大失敗。上司には小言を言われ、後輩たちには困惑した表情をされました。

これから社歴が上がっていくにつれて、もっと人前で話をする機会は増えていくだろうと考えたとき、二度とあのような失敗をしたくない!という強い思いが私を掻き立てました。

そしてインターネットで偶然見つけたのがトーストマスターズ。「先生はいなくて、会員相互の建設的なフィードバックによって互いに成長していける」という言葉に惹かれて、その門をたたきました。

スピーチのテキストを進めていく中で、スピーチスキルはもちろん上達していきました。しかしそれに加え、テーブルトピックス(即興スピーチ)や他の会員のスピーチに対する論評(フィードバック)、例会運営などクラブの例会を作り上げる要素すべてが学びとなり、私の成長を助けてくれました。

特に一番成長を加速させたのが『論評』(他の会員のスピーチに対する前向きなフィードバック)でした。自分が論評することはもちろん、様々な立場の人から論評されることで更に学びが大きくなりました。

そのおかげで「どうやったら上手く話ができるか」ということよりも「どの言葉を選んで届けたら相手の理解につながるか?」というのを日常的に考えられるようになりました。

この経験は、上司に報告をするとき、後輩に仕事を依頼するとき、お客様にサービスを伝えるとき、すべてのシーンで役に立っていきました。

そして今年、社会人6年目にして昇進試験にチャレンジ。

昇進試験の課題であった「プレゼンテーション」では、審査員・上長含め全員から太鼓判をもらえました。4年前の自分からは想像できないくらい、堂々と気持ちよくプレゼンをしている自分がいました。

結果はもちろん、合格。

もし、あのときトーストマスターズに出会っていなければ。クラブの仲間たちの前向きな助けがなければ。きっとこの結果はついてこなかったと思います。

トーストマスターズは、私のことを社会人として、人として、大きく成長させてくれました。

次は、私の感じてきた経験を新しく入ってきた後輩メンバーたちに伝えていきたいと考えています。

2016/04/06 15:15 | トーストマスターズに入会してよかった! | コメント(0) | トラックバック(0)

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