トーストマスターズ日本地区統括(ディストリクト76)

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コミュニケーション・リーダーシップ賞

2012年 コミュニケーション・リーダーシップ賞授与式(ドナルド・キーン氏)

2012年11月17日、川崎の産業振興会館で行われたディストリクト76秋季大会で、第一回コミュニケーション・リーダーシップ賞の授賞式が行われました。
 
10月26日に報道向けの発表があった通り、第一回コミュニケーション・リーダーシップ賞は米コロンビア大学名誉教授のドナルド・キーン氏に贈呈されることとなりました。
 
コミュニケーション・リーダーシップ賞とは、コミュニケーションとリーダーシップの価値を再認識させ、より良い日本社会の実現に寄与するために創設された賞で、トーストマスターズ日本支部が会員以外の方に贈る最高の賞です。
 
川内和子ディストリクトガバナーは、「東日本大震災の直後、『こんな時だから愛する日本に移住する、日本の皆さんを力づける』と発表し、東京に移住したドナルド・キーン氏の『言葉(コミュニケーション)』と『行動(リーダーシップ)』に励まされた」と、受賞の理由を説明し、祝辞を述べました。
 
ドナルド・キーン氏は、この賞の意義に関連した、素晴らしいスピーチを行いました。

左よりトーストマスターズ前国際会長・マイケル・ノタロ、ドナルド・キーン氏、ディストリクト76ガバナー・川内和子、コミュニケーション・リーダーシップ賞委員長・東公成

(以下、スピーチ要約です)
歴史を変えたコミュニケーションとして、明治天皇の「五箇条の御誓文」についてお話しします。そのとき、明治天皇はまだ15・6歳の青年でした。内容は学者が作ったものでしたが、「誰が話したか」ということに深い意味があります。当時、日本はまだまだ鎖国状態で、外国のものを全て排除しようとしていました。この御誓文のなかで最も大切なところは「世界から知恵・知識を取り入れる」という部分でした。この明治天皇の発言によって、日本は真の開国を迎え、近代国家となりました。この発言がなかったら、鎖国は続き、国内戦争も起きたことでしょう。この明治天皇の勇気、発言こそ、歴新を変えたコミュニケーションなのです。
 
このスピーチに、会場中が大きな感動に包まれ、キーン氏に惜しみない拍手が贈られました。

授与式でスピーチをするドナルド・キーン氏(中央)、2012年11月17日 川崎市産業振興会館にて



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